ドメインとはホームページのURLの「●×△.com」にあたる部分であり、いわばホームページにとっての住所や名前のような重要なものです。 ドメイン業者と契約を行い、お客様の企業名やサービス名・サイト名などのドメインを取得し、制作したサイトが表示されるようにDNS設定するという流れとなります。 また、契約期間の更新やサブドメインの取得、whois登録、類似ドメインや綴り間違いをあらかじめ取得しておく等の作業も代行いたします。

お客様自身の名義で契約を行い、私たちはあくまでも代行として管理いたしますので、制作・運用会社の変更等で解約や移管の際に手続きが煩雑になってしまったり、最悪のケースとしてドメインが引き継げなくなってしまう、といったトラブルの恐れがなくスムーズにその後の手続きが可能です。
お客様自身の名義で契約を行い、支払いや更新は管理会社に任せる、というやり方か、更新や支払はお客様自身で忘れずに行っていただく、というやり方のどちらかをお勧めします。
間違っても、制作会社の名義でドメインを取得しないようにしてください。後からドメイン移管(ドメインの管理する会社を変更すること)はできますが、最初に取得したところと良好な関係のうちであれば問題は起きづらいのですが、多くの場合ドメイン移管をするときには、両者の関係はあまりよくありません。
そのため、以下のようなトラブルが起きることがあります。

  • ドメインを移管したいと思い、制作会社に連絡したところ、「ドメイン移管はできない」と言われてしまった。技術的にできないことではないので、嫌がらせをされているか、会社内のルールで出来ないという話であるため、粘り強く説得を試みて数か月後しぶしぶ例外的にドメインの移管をさせることができた。
  • ドメインを管理していはずの制作会社に連絡したところ、管理体制がずさんで当初の情報を保存していなかった。そのため、ドメイン管理しているレンタルサーバ会社のサポートとのやりとりで何とか復旧することができた。
  • 納品時に結んだ契約に「ドメイン、コンテンツ、画像」全て制作会社のものとする旨が記載されていた。当然、相応の金額を支払って作成してもらっていたため、全て自分たちのものだとお客様は思っていたが、実質は、制作会社が作成したホームページをレンタルしている形態になっていた。

もし、現在、自分たちでドメインを契約していないようであれば、その制作会社は私でしたら信頼できません。別の会社に関わってもらうことをお勧めいたします。
誤解の無いように言うと、ドメインを契約する作業自体は、制作会社さんにしてもらって結構です。契約者が「お客様(あなた)」になっていて、ドメイン管理コントロールパネルへログインするためのIDとパスワードを知っていれば、問題ありません。