ユーザーテストとは、実際の利用者に近い第三者にサイトを利用してもらい、 ユーザー行動や感想、心理を観察することで、 「ページの使いにくさ」「情報の伝わりにくさ」 といった改善点を洗い出すことができます。 制作側としても知識や経験を本に使いやすいページ、伝わりやすいサイトを作ろうしますが、想像力には限界がありますし、サイトに関する余計な前提知識や先入観がどうしてもついてしまっています。 第三者の視点から見てもらうことで、思い至らなかった不具合や改善点に気づくことができ、ユーザビリティや分かりやすさを向上できます。 アクセス解析でも改善点が「どこにあるか」まではわかりますが、「なぜ・どういう心理でユーザーに問題が発生しているのか」という所まで掘り下げて、本質的な改善を行うためにはユーザーテストが有効です。 専門業者による大規模なテストもありますが、周囲の家族・知人や制作に関わっていない社員に依頼して少人数でテストするだけでも、大きな発見が期待できます。