リスティング広告とは、検索サイトに費用を払い、ユーザーの検索キーワードに応じて検索画面に表示させる広告です。
ユーザーのキーワードに連動するため、サイトの商品や分野に関心のあるユーザーに絞り込んでアピールすることが可能です。
検索エンジン側の基準や評価次第のSEOと違い、こちらから能動的にコントロールできる点もリスティング広告の特徴です。

「どのようなキーワードで表示させ、いくら支払うか」「どのような広告文を表示させるか」「どのサイトへと誘導するか」の三点を設定します。
リスティング広告はオークション制となっており、より多くお金を出せば上位に・頻繁に表示されますが、評価ポイントはそれだけではなく、広告文やサイトの品質であったり関連度合いも重視されるので、質の高く的確なコンテンツを作ることも欠かせません。

検索画面に表示されただけでは費用は発生せず、クリックして実際にサイトに来た回数で費用が発生するため、集客効果が無いまま広告費を垂れ流しの恐れはありません。
日本で最も利用されているGoogleとYahoo!の両者にリスティング広告を出すことが一般的です。

注意点として、闇雲にアクセス数やクリック率だけを増やそうとしていては、無駄な広告費を使ってしまうことになります。キーワードと広告文とサイトの内容とをマッチさせ、購入や利用の可能性の高いユーザーを狙って呼び込むことで、コンバージョン率(コンバージョン数÷クリック数)が高く費用対効果の良い集客を行います。